モンブランと珈琲

わたしの過去を書こうにも愉快な話は砂浜から真珠を見つけ出すほうが簡単なくらいであろう。

日光が強くなり汗も出てくるようになり体調があまりよくない。

ビオフェルミンだのサプリだのが体に合わない体質である。どくだみ茶を飲ぬよりほかに健康に保つ方法はない。最近は描くことが進み始めて楽しく描いている。

わたしは物や本、物語と対話はできるが人とはできないようだ。

描くことが生きた人間とのコミュニケーションの一つなのであろう。

紫陽花が咲いていた。雨がちらちらと降り、いずれ一部の花弁を飼えるであろう。

そっと見守り続けようと思う。

自分の部屋であり城に帰ると、モンブランと珈琲を机に添えていただいた。

昼時の甘美な時間である。ちょっとだけ珈琲にブランデーを垂らした。